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被リンクのペナルティとは?SEOでペナルティを受けやすい被リンクや確認方法を解説

アイキャッチ SEO・SEO対策
  • そもそも被リンクでGoogleからペナルティを受ける?
  • 自サイトがペナルティを受けているかどうか確認する方法を把握したい
  • 質の高い被リンクを獲得する方法とは?

このように、Webサイトの被リンクについての悩みを持っている担当者は多いでしょう。

悪質な被リンクのせいでGoogleから厳しいペナルティを受けると、自社サイトの検索順位は大幅に下落してしまい、大きなダメージを受けます。

本記事では、被リンクペナルティの確認方法や質の高い被リンクの獲得方法について詳しく解説します。

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被リンクのペナルティとは?

被リンクのペナルティとは?

Googleは被リンクを評価指標の一つとしていますが、検索順位を操作する目的で張られた不自然なリンクはペナルティの対象となります。

被リンクのペナルティとは、Googleのガイドラインに違反する不自然な被リンクを原因として科される罰則のこと

ペナルティを受けると、検索結果での順位が大幅に低下してしまい、最悪の場合はサイトがインデックスから削除されてしまうこともあります。

また、一度ペナルティを受けると自然検索からのアクセスが一気に激減し、サイト運営に大きな悪影響を及ぼすでしょう。

最悪のケースでは、長年積み上げてきた検索順位や流入を一夜にして失うといったリスクもあります。

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Googleペナルティを受けやすい被リンク

Googleペナルティを受けやすい被リンク

不正な方法で増やした被リンクはGoogleからペナルティを受けやすいのです。

Googleペナルティを受けやすい被リンクは、以下の4つです。

  • 被リンクの購入
  • 相互リンクの実施
  • 関連性の低いサイトやコンテンツからの被リンク
  • 低品質なサイトからの被リンク

Googleからペナルティを受けやすい被リンクについて、下記で詳しく解説します。

被リンクの購入

被リンクをお金で購入する行為(いわゆる有料リンクの購入)は、Googleのウェブマスターガイドライン違反となる行為として明確に禁止されています。

リンク自体やリンクを含む投稿に関して金銭をやり取りする
出典:Google|Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー

ルールに違反してリンクを買えば、Googleから検索順位の大幅な低下やインデックス削除などのペナルティを受けるリスクが高いでしょう。

それでも、現状では被リンクを販売する業者が存在し、サービスを利用して人工的に被リンクを増やすサイト運営者も後を絶ちません。

しかし、購入されたリンクは質が低く、効果も薄いばかりか、最終的にはサイトの評価を下げてしまうため、SEO対策として極めて危険な行為です。

被リンクを購入する手法は、SEO上のリスクしかありません。

相互リンクの実施

相互リンク(サイト同士でのリンク交換)そのものは、適切に行えば直ちにペナルティにつながるわけではありません。

しかし、Googleはガイドラインで「過剰な相互リンク」を禁止事項に挙げており、あまりに多くのサイトとリンク交換を行うと不自然な被リンクパターンと見なされ、ペナルティを受ける可能性があります。

過剰な相互リンク(「リンクする代わりにリンクしてもらう」)や、相互リンクのみを目的としてパートナー ページを作成する
出典:Google|Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー

特に、無関係なサイト同士で大量にリンクし合う行為はリンクプログラムと見なされやすいため注意が必要です。

明確な基準は難しいものの、一般的には全被リンクの1~2割程度までを相互リンクに留めておくのが無難だと考えられています。

このように、相互リンクは節度を守り、関連性の高いサイトと自然に行うことが大切です。

関連性の低いサイトやコンテンツからの被リンク

自分のサイトと関連性が低いサイトからの被リンクは、Googleに不自然なものと見なされ、ペナルティを招く可能性があります。

Googleはリンク元サイトとの関連性を評価基準の一つとしているため、全く無関係なジャンルからのリンクはランキング操作を疑われます。

例えば、Webマーケティングに関するサイトなのに、ギャンブル系のサイトから被リンクを受けているような場合です。

アダルトサイトや違法コンテンツを扱うサイトからのリンクも、関連性の低い被リンクに含まれ、リスクが高いとされます。

このように、関連性の低いサイトからのリンクは、検索順位を大きく下げる恐れがあるため注意が必要です。

低品質なサイトからの被リンク

低品質なスパムサイトからの被リンクも、Googleペナルティを受けやすい典型例です。

例えば、リンクファームと呼ばれるリンク目的のサイト群や、アフィリエイト広告だらけで内容が薄いサイト自動生成コンテンツばかりで価値のないサイトなどは、Googleから低品質サイトと判断されます。

そのため、このようなサイトから被リンクを大量に受けていると、検索エンジンにスパムと見なされて検索順位が大幅に下がったり、ペナルティを課されるリスクが高まります。

もちろん、こうした被リンクはSEOにプラスにならないどころか、リスクを増やすだけなので絶対に避けるべきです。

被リンク戦略としては、完全にNGといえるでしょう。

被リンクのペナルティを確認できるツール

被リンクのペナルティを確認できるツール

被リンクによるペナルティは、サイト運営者にとって深刻な問題です。

ペナルティの有無を調べるには専用ツールによるチェックが必要です。

被リンクのペナルティを確認できるツールは、以下の2つです。

  • Google Search Console
  • Ahrefs

ここでは被リンクのペナルティを確認できるツールについて詳しく解説します。

Google Search Console

Google Search ConsoleはGoogle提供の無料ツールで、手動ペナルティの有無を簡単に確認できる

まず、Google Search Consoleにログインし、該当のサイトを選択します。

画面左側のメニューから「セキュリティと手動による対策」を開き、その中の「手動による対策」の項目をクリックすると、サイトに対する手動ペナルティの有無と内容を確認することが可能です。

不自然な被リンクが原因でペナルティを受けている場合、その旨を示すメッセージと違反内容が表示されます。

ペナルティが無い場合は「問題は検出されませんでした」など、問題が無いことを示すメッセージが表示されます。

Ahrefs

Ahrefs(エイチレフス)は多くの企業で利用されているSEO分析ツール

自社サイトにどのような被リンクが付いているかを詳細に調査でき、一つ一つの被リンクの情報を確認できます。

そのため、被リンク一覧から質の低いリンクを洗い出すことが可能です。

例えば、ドメイン評価の低いスパムサイトからのリンクや異常に多いリンクなどペナルティの原因となり得る被リンクもAhrefsで洗い出せます。

さらに、Ahrefsの豊富なリンクデータを活用すれば、Google Search Consoleでは見つからない被リンクもチェックできます。

これにより、低品質な被リンクを漏れなく発見してペナルティ対策に役立てることが可能です。

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ペナルティを受ける可能性が低い質の高い被リンクの集め方

ペナルティを受ける可能性が低い質の高い被リンクの集め方

SEOで被リンクは重要ですが、低品質なリンクはペナルティのリスクがあるため、ペナルティを受けにくい高品質な被リンクを集めることが重要です。

ペナルティを受ける可能性が低い質の高い被リンクの集め方は、以下のとおりです。

  • ユーザーにとって魅力的なコンテンツを作成する
  • サイトの専門性を高める
  • SNSで情報発信する
  • 関連性のあるサイトに相互リンクを依頼する

ここでは、質の高い被リンクの集め方について詳しく解説します。

ユーザーにとって魅力的なコンテンツを作成する

Googleペナルティを避ける上で、最も確実なのは、ユーザーにとって魅力的なコンテンツを充実させることです。

実際、検索エンジンから高く評価されるサイトはユーザーにとって価値が高く独自性のあるコンテンツを提供しています。

ユーザーに有益で質の高いコンテンツを継続的に作成していれば、他のサイト運営者から自然とリンクを張られる(ナチュラルリンクを獲得する)機会が増え、無理にリンク操作をしなくても被リンクが集まりやすいのです。

自然に得られた被リンクは質が高く、Googleからも高く評価されます。

その結果、意図的に低品質なリンクを増やす必要がないため、被リンクペナルティを受けにくくなります。

サイトの専門性を高める

Webサイトのテーマは、絞り込むほど専門性が高まります。

複数の分野を浅く扱うよりも、一つの分野に特化して深い情報を提供する方が、その分野で専門的で網羅的なサイトと評価されやすくなります。

専門性の高いサイトには、同じ分野の他サイトから自然にリンクが集まりやすくなるというメリットもあるのです。

また、専門特化したサイトは読者からも信頼されやすく、他のサイトに参考情報として取り上げられる機会も高まります。

さらに、その分野の資格や実績を持つ人物が記事の執筆や監修に関わることでコンテンツの信頼性が向上し、結果として被リンクを獲得しやすくなります。

例えば、医療記事なら医師、法律記事なら弁護士が監修するなど

SNSで情報発信する

SNS(XやInstagramなど)を活用して情報発信することも、質の高い被リンクを自然と集めるための効果的な方法です。

自社のコンテンツを積極的にSNSで発信することで、多くのユーザーにリーチできます。

SNS上で話題になれば、自サイトの認知度が向上し、興味を持ったユーザーがサイトを訪れる機会が増えます。

その結果、優れたコンテンツであれば他のサイト運営者の目にも留まり、信頼性の高いサイトから自然な被リンクを獲得できる可能性が高まるのです。

例えば、SNSで広まった記事が他サイトにリンクされることもあります。

SNS運用によってブランドやコンテンツの露出を増やし、被リンクにつながるチャンスを広げましょう。

関連性のあるサイトに相互リンクを依頼する

自サイトと関連性の高い他サイトから得られる被リンクは、SEO上でも効果が高いとされています。

同じテーマや業種のサイト同士で相互リンクを行えば、お互いのサイトのSEO評価向上につながる可能性もあります。

そのため、関連性が高い記事やサイトがあれば、相互リンクをお願いしてみるのもおすすめです。

ただし、相互リンクはやりすぎると逆効果です。

過度なリンク交換はGoogleに不自然なリンク操作と見なされ、ペナルティの対象になる恐れもあります。

また、相互リンクの相手となるサイトの品質にも十分注意が必要です。

信頼性の低いサイトとの安易なリンク交換はかえって大きなマイナスになりかねません。

被リンクのペナルティを受けた際の対処法

被リンクのペナルティを受けた際の対処法

被リンクが原因で手動ペナルティを受けた場合は、速やかに対処してペナルティ解除を目指す必要があります。

Search Consoleでペナルティの詳細(違反内容)を確認しましょう。

不自然な被リンクを特定し、可能な限り削除または無効化します。

具体的には、リンク先サイトの運営者に削除を依頼し、応じてもらえない場合はGoogleのリンク否認ツールで無効化するなどです。

対処完了後、再審査をリクエストしてGoogleに改善内容を報告します。

再審査リクエストでは行った措置を必ず具体的に説明しましょう。

適切な対応が取られればペナルティは解除されますが、検索順位が以前の状態に完全に戻るとは限らないため注意が必要です。

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被リンクのペナルティに関するよくある質問

被リンクのペナルティに関するよくある質問

SEO対策で被リンクのペナルティに不安を感じる方は多いです。

ここでは、被リンクのペナルティに関するよくある質問について詳しく解説します。

公的機関からの被リンクを受けたらペナルティになりますか?

公的機関からの被リンクでペナルティになる心配はほぼありません。

大学や官公庁(自治体など)といった権威性・信頼性の高いサイトからの被リンクは、SEOにおいて効果的な良質なリンクとされているのです。

権威あるサイトからのリンクであれば、コンテンツの関連性が低くてもSEO効果が期待できます。

そうしたリンクはサイトの信頼性を高め、検索順位の向上につながる可能性があります。

そのため、公的機関からの被リンクを受けても心配する必要はないでしょう。

被リンク営業をするとペナルティを受けますか?

被リンク営業を行ったからといって、それ自体がペナルティにつながる可能性はほとんどありません。

現状、これまで相互リンク営業が直接ペナルティとなった事例は確認されていません。

被リンク営業とは、関連性や信頼性の高いサイトに相互リンクの設置を依頼する取り組みのこと

ただし、リンクの設置が不自然にならないよう注意が必要です。

低品質なリンクを大量に取得するような行為は、ペナルティを招くリスクが高まります。

過去に被リンクを購入しましたが、今後ペナルティになりますか?

過去に購入した被リンクがある場合でも、今後手動ペナルティを受ける可能性はゼロとは言い切れません。

現在ではスパム的な被リンクのSEO効果は自動で無効化されているため、よほど悪質と判断されない限り手動ペナルティになる可能性は低いでしょう。

それでも心配な場合は、リンクを購入した業者に連絡して該当リンクを外してもらうことを検討してください。

ただし、リンクを外すと順位が下がるケースもあるため注意が必要です。

まとめ:品質の高い被リンクを受けてペナルティを避けよう!

まとめ:品質の高い被リンクを受けてペナルティを避けよう!

近年では、コンテンツの品質が高くてもドメインの評価が低いと検索順位が上がりにくいため、多くのサイト運営者が予算やリソースを投じて被リンク獲得に注力しているのが現状です。

しかし、自作自演や有料で集めた被リンクはペナルティのリスクが高いので注意が必要です。

品質が高く関連性のあるサイトから自然に被リンクを得ることを心がけ、良質な被リンクでサイトの評価を高めていけば、ペナルティを気にする必要はありません。

本記事で解説した被リンクやペナルティについて、さらに詳しい情報や導入支援をご希望の場合は、ぜひ弊社にご連絡ください。

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