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【ターゲットアクセス量はサイト運営のカギ】設定、活用方法を徹底解説

アイキャッチ SEO・SEO対策

ターゲットアクセス量は、サイト運営においてサイトの立ち位置や成績を知るための大事なデータです。

ターゲットアクセス量を上げるには、サイトでのアクセス計測をはじめ手順を追って行います。

この記事では、ターゲットアクセス量の概念や具体的なアクセス増加のための手段をお伝えします。

最後まで読んでいただけたら幸いです。

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ターゲットアクセス量の指標の見方

アクセス解析する会社員

ターゲットアクセス量を上げるには、まずは現状のアクセス状況を把握することから始めます。

確認項目は目標、サイトの種類によって多種類あります。

適切な指標を利用することで効果的に目標へのロードマップが構築可能です。

ターゲットアクセス量の指標の種類

ターゲットアクセス量の指標は主に以下の通りです。

セッション数

セッション数は、サイトの訪問者の数です。

1アクセスにつき1セッションとカウントするので、同じユーザーが複数回アクセスした場合はその都度セッション数が増えます。

直帰率

直帰率は、サイトにアクセスしたユーザーがトップページから他のページを遷移せずに他サイトに移る率のことです。

PV率

PVとは、表示されたページ数のことです。

PV率というのはPVのユーザー数またはセッション数に対する割合のことをいいます。

地域属性

ユーザーがアクセスしている場所も分かります。

具体的な場所ではなく、区切られた地域の中のどの地域かという情報が開示されます。

ユーザー数

同じ日にアクセスしたユーザーの数のことです。

同じ人が一日に複数回アクセスした場合は1とカウントします。

ソーシャルトラフィック

FacebookやXなどのページから自サイトを訪れるユーザーのことです。

リンク元のSNSの種類によって対象となるユーザー層の違いを把握できます。

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検索のトラフィック

大手検索サイトなどからの流入情報が分かります。

検索ワードなども調べられます。

ターゲットアクセス量の見方

データの集合

上記の指標から、ターゲットアクセス量を解析して分かることは主に次の事柄となります。

  • 訪問ユーザーの情報

訪問したユーザーの数の推移、ユーザーの基本的な属性(性別、地域情報、アクセス媒体)

  • サイトでの行動

サイトにおいてページごとの閲覧数やリンクの推移、サイトから離脱する率

  • 流入経路

他サイト経由、またはSNSや広告などのアクセス元となるコンテンツの情報、検索ワード

これらの情報をもとに、自サイトの特徴や課題を検討、分析することが可能です。

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アクセス量を増やす目的は事業者により異なり、目的に応じて適切な指標の確認と改善策を練る必要があります。

指標をうまく活用して効果をあげましょう。

アクセス解析におすすめのツール

解析に利用するツール

アクセス状況を把握するためのツールを4つご紹介します。

無料で利用できるものもあるので参考にしていただければ幸いです。

Googleアナリティクス

googleアナリティクス

出典:https://developers.google.com/analytics?hl=ja

Google社が開発したアクセス解析ツールです。

ウェブサイトおよびアプリを対象としているのが特徴です。

CVS改善やサイトの販売数増加など目的に応じてサイトのアクセスのユーザーの分析ができます。

目的を選択すると自動で対応したデータを収集してくれるので便利です。

無料でもコア機能を十分に利用できますが、開発者向けや大規模ビジネス向けのプランも揃っています。

基本機能の設定の仕方が分かりやすいので、初心者にもおすすめです。

AIアナリスト

AIアナリスト

出典:https://wacul-ai.com/?gad_source=1&gad_campaignid=21936196028&gbraid=0AAAAADSF_yL8GEXqllfk6V6TQx699Tt8q&gclid=Cj0KCQjwjJrCBhCXARIsAI5x66V2iI6NLkSiOBXoE2Vm57nsIBOA-7Hmat_y0EhVz6jghNc-aOWZqwoaAlQqEALw_wcB

Googleアナリティクスで出したサイトアクセスの結果をもとにサイト運営の総合的なサポートを行います。

AIを用いて、類似サイトなどを比較して自サイトの弱みと改善策を提案します。

Googleコンソールとの連携で、サイト、SEO、広告の領域別に自動で集計が可能です。

自社サイトの運営に課題を抱えているが、作業を行うことが難しいという企業に推奨します。

AIアナリストを活用することで、競合との差別化や明確なアドバイスが得られます。

アクセス解析研究所

アクセス解析研究所

出典:https://accaii.com/

サイトを訪問したユーザーの地域、アクセス元、IPアドレスなどの情報をリアルタイムで閲覧できるツールです。

サイトに広告を表示することなくツールを利用でき、ユーザー追跡やクリック分析などのプロに向けた機能が多数あることが特徴です。

スマホにも対応していて、セキュリティ面の対策も練られているので安全性も保証されています。

プライベートのHPのユーザー分析を詳しくしたいと考える方におすすめです。

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similarweb

similarweb

出典:https://www.similarweb.com/ja/

Similarweb Ltd社が提供するアクセス解析ツールです。

ユーザーのアクセスしたリンクから興味の対象を特定したり、競合サイトの中でセッション数の多いものを表示するなどユニークな項目が特徴です。

7日間限定で無料利用が可能なので気になる方はぜひアクセスしましょう。

同企業はイスラエルに本社を置いていて、世界の企業を対象にサービスを展開しているので、大企業に向けた提案やデータ作成も得意分野となります。

公式サイトにはホンダ、丸紅などの有名企業での成功例も多数掲載されており、サイト運営にて成果をあげたい企業に推奨します。

ターゲットを絞るSTPについて

STPのイメージ

ターゲットアクセス量を増やすために必要な項目の1つにターゲットを決定するということがあります。

サイトを閲覧する対象の決め方について記します。

セグメントの基礎情報

ターゲットを決める手法としてSTPというものがあります。

STPとは、Segment、Target、Positiningの略です。

STPにおいては、市場を分化してそこからターゲットを決定して自社のアプローチ方針を決めていく方法です。

セグメンテーションにおいて対象となる分類の要素は様々で、年齢、性別などの基本情報、居住地域さらには価値観まで対象となります。

サービスに応じて最適な属性によりセグメントを決定します。

ターゲットとセグメントの違い

STP分析とともに重要となるのはターゲット選定です。

ターゲットとはセグメントの中で自社のサービスの利用の見込み客として1つに絞った概念のことです。

ターゲットとは、このユーザー層を的とするという集団でありセグメントの中の限定された範囲を示します。

このターゲット層の行動や価値観がサービスの構築のカギとなり重要な役割を果たします。

サービスを例にしましたが、サイト構築でも同様です。

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効果があるのはターゲット

前の見出しでもお伝えしたようにサイト運営において、効果があるのはターゲットとなります。

人物像を設定することによって、ターゲットとなる人の興味を引きサービスや商品購入などの行動につながります。

逆に、ターゲットを決めずに大勢に向けたサービスとしてしまうと結果アクセスした人のうち誰も予期する行動に至らないことになります。

ターゲットを決定、分析することから決められたユーザー層を意識したサイト構築が重要なのです。

ターゲットアクセス量の設定方法

会議で目標を決める

ターゲットアクセス量の具体的な設定方法をお伝えします。

順にみていきましょう。

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サービスの内容、目標を決める

自社サイトにおいて、目標とするサービスの内容と目標を決定します。

具体的に「○○を100個販売する」、「サービスを40件契約する」などの事柄を指します。

目標となる数値を具体的に決定したら、次はコンバージョン率の設定です。

コンバージョン率を決定する

コンバージョン率を決定します。

コンバージョンとは、サイトを訪問した人が商品を購入する、メルマガに登録するなどの最終的に予期する行動を行うことです。

コンバージョン率とは次の式で表されます。

コンバージョン率= コンバージョン数/サイトアクセス数 × 100

なお、SEO対策の場合は分母となる数はサイトアクセス数となりますが、広告などの場合はクリック数となりサイトによって異なります。

必要なアクセス数を算出する

上記の目標とコンバージョン率から必要なアクセス数を逆残して算出します。

例えば、売り上げ100個に対してコンバージョン率1%でしたら100÷0.01=10,000のアクセスが必要となります。

このアクセス数がサイト運営において達成を目指す基準の数値です。

ターゲットアクセス量をあげるための方法

運営の方針を決める

ターゲットアクセス量を増加するための方法を5つご紹介します。

予算やサービスの内容によって、方法を選択しましょう。

SEOを活用する

検索において上位に表示されるSEO対策はターゲットアクセス量を増加させるのに一番効果的な手段です。

Googleなどの検索機能は、ざっといえば検索ワードをもとにネット上のサイトを徘徊(crawl)して結果を表示する形式です。

訪問したサイトのリンクを遷移して遷移ページをチェックするので、リンク内部リンクの拡充も必要となります。

検索ワードを適切に盛り込む、検索ワードの関連ワードを調べてサイトの内容に反映することも重要です。

SNSを連携する

SNSのつながり

SNSの連携をすることも1つの集客手段です。

XやInstagramなどのSNSは、今や若年~中年層の日常において触れるメディアとして欠かせません。

SNSは、最新の投稿を手早く見られることがメリットです。

情報量が多い中、効果的に視聴者の意識に留まるような投稿を作成することで成功の可能性が開けます。

ターゲットとする年代や情報の種類によってSNSの種類を選択することをおすすめします。

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メールマガジンを配信する

メールマガジンや、お知らせの配信を定期的に行うことも効果があります。

サイトやサービスに興味を持った人に自社の情報を配信することで自社への意識を高めることができます。

ターゲット層に合わせて、有益で満足度の高い情報を提供することで知名度もあがります。

お知らせを配信することで、見込みのある顧客が購買などの行動につながるかもしれません。

スニペット表示を工夫する

スニペット表示とは、検索ツールにて検索した結果ページにおいて小見出しに書かれた説明文のことです。

スニペット表示から、サイトを見てみたいという意欲が上がることも考えられます。

スニペット表示はサイトの情報の要約ともなるので、工夫次第でサイトのアクセス向上にも役立ちます。

広告を活用する

広告は、他の方法に比べて短期間に効率よくアクセス向上が図れます。

半面、広告は費用が高くなることがデメリットでもあります。

自サイトの関連サイトや大手のポータルサイトにてポップアップや被リンクなどの形式での広告をご依頼するという形が多いです。

ターゲット層の閲覧に合わせて広告表示を活用することをおすすめします。

ターゲットアクセス量を増やすコツ

パソコンでWEBアクセス

ターゲットアクセス量を増やすための有効な方法をご紹介します。

ターゲットを絞る

前述したように、ターゲットを決めることは重要です。

ターゲットという概念をお伝えしましたけど、もう一つペルソナというターゲットを設定することもあります。

ペルソナは、ターゲットよりももっと狭く絞った架空のユーザー像です。

『ダイエットに興味があるが、どれも意志が弱いため1か月で断念してしまい新たなダイエット方法を模索している30代の主婦』

というようにある人のプロフィールの設定をするのです。

より詳しいターゲットを設定することで、その人に魅力を感じさせることになります。

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コンテンツを拡充する

見やすいコンテンツを作成することで、訪問したユーザーがサイト内で情報収集がしやすくなります。

デザインやレイアウトに応じてイメージが変わり、ユーザーが情報を見たいと思うこともあります。

ターゲッティングの視点からもターゲットユーザーに合わせた内容にすることも欠かせません。

定期的にアクセス解析を見直しする

アクセス解析は継続的に行うことで効果を発揮します。

解析してから課題を洗い出し、改善を実施する、そしてまたアクセス状況を確認するという作業のサイクルとすることで目標実現に近づけます。

PDCA(Plan、Do、Check、Action)は、ビジネスにおいて業務改善によくつかわれるフレームワークです。

ツールによっては、月次、週次でのレポートを提供しているので便利です。

まとめ

アクセス解析の総合イメージ

ターゲットアクセスを増やすことはサイト運営における最大の課題です。

アクセス解析は初心者でも簡単に設定できるのでアクセス状況の見直しをお考えの方は導入をおすすめします。

アクセスを見直すことで、業務における成功を実現する可能性が広がります。

弊社では自社のマーケティングについてご相談を承っています。

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お困りのことがありましたらお気軽にお問い合わせいただきたいと思います。