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SEO対策の進め方とは?検索順位を上げるために知るべき具体的な8つの施策を解説

アイキャッチ SEO・SEO対策
  • 自社でSEO対策を施しているけど、やり方が合っているかわからない
  • そもそもSEOの進め方とは?
  • 効果のあるSEOの進め方を知りたい

このように、SEOの進め方についての悩みを持っているWebメディアの担当者は多いでしょう。

結論、SEOには正しい進め方があり、順番通りに行うことで、効果を高められます。

本記事では、SEOの進め方や具体的な8つの施策について、詳しく解説します。

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SEOの進め方

SEO(Search Engine Optimization)とは、検索エンジンでWebサイトを上位表示させるための対策のこと

検索結果で上位に表示されればサイトへのアクセスが増えるため、SEOは重要な集客施策です。

とはいえ、闇雲にSEO対策を行っても効果は得られません。

効果的にSEOを進めるには、適切なデータの計測・分析と戦略立案が必要です。

具体的には、WordPressサイトにGoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールなどの計測ツールを導入し、現状の検索順位やアクセス状況を把握した上で改善策を検討します。

ここでは、SEOの進め方について詳しく解説します。

WordPressに計測ツールを導入する

WordPressには標準でアクセス解析機能が搭載されていないため、Webサイトの分析にはGoogleアナリティクスGoogleサーチコンソールの導入が必須です。

Googleアナリティクス(GA4)は、Googleが提供する無料のアクセス解析ツールで、訪問者数やユーザーの行動、コンバージョン(目標達成)などを分析できる

どのページがよく閲覧されているか、滞在時間なども把握できます。

Googleサーチコンソールは、検索クエリ別の表示回数やクリック数、平均掲載順位を確認できるツール

検索エンジン経由のトラフィックを分析し、どのキーワードで流入があるかやサイトのインデックス状況を把握できます。

上記2つのツールから得られるデータを分析して、Webサイト改善につなげましょう。

WEBサイトの「今の状況」を把握する

Webサイトの現在の検索流入状況を把握することが大切です。

Search Consoleで狙ったキーワードの検索順位や表示回数・クリック数などを確認し、Googleアナリティクスでサイトのアクセス数を把握しておきましょう。

さらに、CTR(クリック率)CVR(コンバージョン率)も重要な指標となります。

CTRは検索結果での表示回数に対するクリックの割合、CVRは訪問者に対するコンバージョン(問い合わせや購入など)の割合を示します。

検索順位が上がりアクセスが増えても、コンバージョンが得られなければ意味がないため、これらの数値も確認しましょう。

どのようにSEO対策するかを考える

分析結果を踏まえて、今後のSEO対策の方向性を考えます。

現状の課題をしっかり洗い出し、既存ページの改善や新規コンテンツの投入、狙うキーワードの見直しなど、どのような対策を優先すべきかを検討しましょう。

SEO対策の内容は、分析結果によって異なります。

例えば、狙っているキーワードで検索上位にいるのにアクセス数が少ない場合、ターゲットキーワードとコンテンツにズレが生じている可能性があります。

その場合はキーワード選定を一から見直し、コンテンツを改善しましょう。

検索順位が低いページは、コンテンツを改善して順位を上げることでアクセス増が期待できます。

このように、しっかりとWebサイトの分析を行い、優先度の高い課題から対策を行いましょう。

SEO対策は何から始めればいい?具体的な施策8選

SEO対策は何から始めればいい?具体的な施策8選

SEO対策を始めたいけど、何から手を付ければよいのかと悩む人も多いのではないでしょうか。

SEO対策でやるべき具体的な施策は、以下の8つです。

  1. 記事のタイトルを設定・見直す
  2. メタディスクリプションの設定・見直す
  3. 見出しを最適化する
  4. 記事内部に画像を設置する
  5. 関連記事への内部リンクを設置する
  6. 被リンクを獲得する施策を行う
  7. ページ速度を改善する
  8. 重複コンテンツは削除する

基本的なポイントを押さえておけば、着実に検索順位を高めることができるでしょう。

1.記事のタイトルを設定・見直す

記事タイトルは、検索結果でユーザーの目に真っ先に入る重要な要素です。

タイトル次第でクリック率(CTR)が大きく変化し、サイトへの訪問数にも影響します。

そのため、ユーザーが思わずクリックしたくなるような魅力的なタイトルを心がけましょう。

例えば、数字を使って具体性を出すなど読者にとってのメリットを盛り込むと効果的です。

また、タイトルには狙ったキーワードを自然に含めつつ検索意図に合った内容であることを示し、定期的に見直して最適化することも大切です。

タイトルの長さは検索結果で表示される全角32~40文字程度に収め、伝えたい内容を簡潔にまとめることもポイントです。

ただし、釣りタイトルは逆効果なので避けてください。

2.メタディスクリプションの設定・見直す

メタディスクリプションとは、検索結果ページに表示されるページ内容の要約テキスト

サイトや記事の概要を簡潔に説明するもので、ユーザーがそのページを訪問するかを判断する際の手がかりとなります。

メタディスクリプション自体は検索順位に直接影響しませんが、魅力的に書くことで検索ユーザーの目を引き、クリック率向上に貢献します。

例えば、記事の要点を端的にまとめたり、読むメリットが伝わるようなフレーズを盛り込むと良いでしょう。

メタディスクリプションは各ページごとに固有の内容を設定し、検索意図に合致した説明を心掛けてください。

メタディスクリプションは全角80〜100字程度に抑え、簡潔な文章にまとめましょう。

3.見出しを最適化する

記事内の見出しは、検索ユーザーのニーズに合った内容を示す重要な役割を持ちます。

見出しに検索キーワードを反映させ、ユーザーが求める情報を一目で理解できるようにしましょう。

見出しが検索意図とずれていると、読者は期待する情報が得られないと判断してページから離脱してしまいます。

その結果、サイトの評価が下がり、SEO効果の低下につながります。

また、見出しタグ(H2、H3など)は適切な順序で使用しましょう。

H1はページ全体のタイトルとして一度だけ使用し、H2を大見出し、H3をその配下の中見出しとするなど、階層構造を意識することが重要です。

このように、見出しの最適化は、SEO対策の基本施策のひとつです。

4.記事内部に画像を設置する

文章だけが延々と続く記事では、読者は途中で飽きてしまい、離脱する可能性が高まります。

そのため、コンテンツには積極的に画像を挿入し、視覚的なアクセントを加えましょう。

画像があることで文章の内容が簡単にイメージしやすくなり、読者の興味を引きつける効果も期待できます。

もちろん、フリー素材の画像を使っても構いませんが、記事のテーマや見出しにマッチした画像を選ぶことが大切です。

旅行に関する記事であれば風景や名所等の写真を、料理のレシピであれば完成料理の写真を入れると読者の理解が深まります。

ただし、画像の挿入によってページの表示速度が極端に遅くならないように、適切なサイズや形式で配置しましょう。

5.関連記事への内部リンクを設置する

内部リンクとは、自分のサイト内の別ページへ貼るリンクのこと

記事の内容に関連する他の記事へのリンクを適切な箇所に設置すれば、読者が興味を持った際によりスムーズに次の情報へ移動できるようになります。

これにより、サイト内で複数の記事を読んでもらえる回遊性が飛躍的に高まり、ユーザーの滞在時間の増加が期待できるのです。

また、内部リンクは検索エンジンにもサイト構造を理解させやすくする大きなメリットがあります。

ただし、関係のない記事へのリンクを無理に貼るのは逆効果です。

読者が興味のないページに飛ばされると混乱して離脱してしまう恐れがあるため、内部リンクはあくまで関連性の高い記事同士にのみ設置しましょう。

6.被リンクを獲得する施策を行う

被リンクとは、他のサイトから自分のサイトへの参照リンクのこと

質の高い被リンクを多数獲得できれば、検索エンジンからサイトの信頼性が高いと判断され、検索順位の向上に大きく貢献します。

特に、関連性の高い権威あるサイトからリンクされることはSEO上で有利です。

しかし、被リンクを増やすために自作自演のリンクを量産するような行為は絶対に厳禁です。

Googleは不自然なリンクを検知するとペナルティを科す可能性があり、かえって順位を落とします。

そのため、地道に良質なコンテンツを作成し、自然に被リンクが集まるような施策(SNSでの情報発信)に取り組むことが重要です。

7.ページ速度を改善する

Webサイトのページ表示速度が遅いと、ユーザーにストレスを与えてしまい、ページを開く前に離脱されてしまう恐れがあります。

表示に時間がかかるサイトは敬遠されやすく、アクセス数の減少だけでなく直帰率の悪化にもつながります。

結果的に、サイトが使いにくいと感じるユーザーが増え、検索順位にも悪影響が出てしまう恐れがあるのです。

検索エンジンはページの読み込み速度をランキング要因の一つとして考慮しているため、自サイトの速度を定期的にしっかり測定しましょう。

ページ速度が遅いようであれば、画像の圧縮やキャッシュ利用など技術的な改善を行い、できるだけ早く表示されるよう最適化することが大切です。

8.重複コンテンツは削除する

サイト内に同じ内容や似通った内容のページ(重複コンテンツ)が存在すると、検索エンジンはどのページを優先的に表示すべきか判断に迷ってしまいます。

その結果、キーワードでの評価が分散され、どちらのページも上位に表示できなくなる可能性があります。

さらに、悪質な重複と見なされた場合、Googleからペナルティを受けるリスクも否定できません。

実際には検索順位に大きく影響しないケースもありますが、安全策として不要な重複ページは早めに削除または統合することが望ましいでしょう。

定期的にサイト内のコンテンツをチェックし、類似した記事が複数ないか確認する習慣をつけておくと安心です。

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SEOの進め方でやってはいけないこと2つ

SEOの進め方でやってはいけないこと2つ

SEOを成功させるためには正しい手法が重要ですが、中には逆効果を招きかねない施策もあります。

キーワードの詰め込みすぎや、AIに任せて質の低い記事を大量生産することなど、ユーザーの離脱や検索順位低下を招くことになるのです。

ここでは、避けるべき2つのポイントについて詳しく解説します。

キーワードを詰め込みすぎる

SEOで上位表示させたいあまり、記事中に無理やり多くのキーワードを盛り込むのは逆効果です。

かつてはキーワードを大量に盛り込めば検索順位が上がると考えられていましたが、現在ではこうした手法は通用しません。

キーワードの詰め込みすぎは文章を不自然にして読みづらく、読者はストレスを感じてすぐにページから離脱してしまいます。

結果として直帰率が上がり、Googleからの評価も低下します。

検索エンジンはユーザーにとって有益なコンテンツを重視するため、キーワードは自然に使い、内容の質を高めることが大切です。

不自然にならないように適度にキーワードを使用し、ユーザーにとって読みやすい文章を心がけましょう。

生成AIなどで価値のないコンテンツを作成する

SEOではコンテンツの量も確かに大切ですが、中には逆効果になってしまうやり方もあります。

生成AI(ChatGPTGeminiなど)を使って安易に大量のコンテンツを次々と作成・公開しても、内容が薄くてユーザーの役に立たなければ検索順位は向上しません。

Googleはコンテンツの品質を重視しており、E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)と呼ばれる基準で有益なコンテンツかどうかを評価します。

自動生成コンテンツそのものが禁止されているわけではありませんが、価値のない低品質な記事を量産すると、こうした基準を満たせずSEOに悪影響が出ます。

逆に、生成AIを活用する場合でも、最終的な内容がユーザーにとって有意義で独自性のあるものになるよう、人間の視点でチェックし修正することが重要です。

質の高いコンテンツを継続して提供し、ユーザーの信頼を着実に得ることが、結果的にSEOの効果を高める最善の方法です。

SEOの進め方に関するよくある質問

SEOの進め方に関するよくある質問

SEOを進める中で、疑問はいくつも出てくるでしょう。

タイトルにキーワードを入れているのに検索順位が上がらないのはなぜか、上位表示に必要な文字数はどれくらいか、動画や画像はSEOに有効か、といった疑問がよく寄せられます。

ここでは、SEOの進め方に関するよくある3つの質問について回答します。

記事タイトルにキーワードを入れているが、検索順位が上がらない理由はなんですか?

タイトルに狙ったキーワードを含めることはSEOの基本ではありますが、それだけで検索順位が劇的に上がるわけではありません。

検索順位は様々な要因で決まりますが、Googleはページのタイトルだけでなく、コンテンツの質やユーザーにとっての有益性などを重視します。

記事タイトルの対策はあくまで一要素に過ぎず、記事の中身が伴わなければ上位表示は困難です。

タイトルにキーワードが含まれていても、内容が検索意図とずれていればユーザーはすぐに離脱し、順位は上がりません。

ユーザーの疑問やニーズに答える高品質なコンテンツを提供することで、検索エンジンから評価され、結果的に検索順位のアップにつながります。

SEOで上位表示するための文字数はどれくらい必要ですか?

SEOで上位表示させるために決まった文字数はありません。

Googleはコンテンツの長さよりも質網羅性を重視するため、記事がユーザーのニーズを十分に満たしていれば、文字数が前後しても上位表示は可能です。

極端に短い記事では情報が不足している可能性がありますが、だからといって無意味に長くすれば良いわけでもありません。

ユーザーが満足できる内容を提供することで、結果として必要な分量は自然と増えていくものです。

ただし、執筆を始める前に狙っているキーワードで上位にある競合記事の文字数をチェックしておくと、自分の記事をどのくらいのボリュームで書けばよいのかイメージしやすくなります。

動画や画像を入れるとSEOに効果的ですか?

動画や画像を記事に組み込むこと自体は、直接的に検索順位を押し上げる要因にはなりません。

検索エンジンはページに画像や動画があること自体では、評価を基本的に変えないとされています。

ただし、適切な画像や動画を用いることで記事の内容が分かりやすくなり、ユーザーの満足度向上につながります。

読者が理解しやすいコンテンツは結果として離脱率の低下や滞在時間の延長につながり、間接的にSEO効果を高めることができます。

一方で、記事内容と無関係な画像や動画を入れるのは逆効果です。

ページの読み込み速度を遅くしたり、ユーザーを混乱させたりする恐れがあるため、コンテンツの質を損なわない範囲で有益なサイトを心がけましょう。

まとめ:SEOの進め方を利用してWEBサイトの集客力をあげよう!

まとめ:SEOの進め方を利用してWEBサイトの集客力をあげよう!

ここまで紹介してきた正しいSEOの進め方を実践すると、Webサイトの検索順位が向上し、結果として中長期的には集客力アップにつながります。

やってはいけない施策を避け、ユーザーに価値あるコンテンツを蓄積していけば、検索エンジンからの評価も着実に高まっていくでしょう。

しかし、SEO対策は専門性が高く継続的な取り組みが必要です。

自社で対応するのが難しい場合や、より早く確実に成果を出したい場合は、SEO対策のプロフェッショナルである合同会社アセンディアにぜひお任せください。

豊富な知見と実績を持つアセンディアが、最適なSEO戦略で貴社のWebサイトの検索順位アップと集客増加を全力でサポートします。

本記事で解説したSEOの進め方や具体的な施策について、さらに詳しい情報や支援をご希望の場合は、ぜひ弊社にご連絡ください。